自分を騙る

そう言えば、二日くらい前でしたか、読んでもいない『アルジャーノンに花束を』について頓珍漢な解説をした結果、総ツッコミを受けて9年間使ったアカウントを捨てて逃げるという愉快なイベントがありましたね。
あれは何だったのでしょうか。
 
なんで知らない作品について語る必要に迫られたのか。
知らないなら知らないで出しゃばってこなければよかったのに。
 
結局のところ、ネット上なら何者かになれるという幻想があったのかな、と。
今回の場合は『読書家で、海外名作について語れる自分』といったところでしょうか。
 
SNSの悪い面ですよね。
今回は知識の浅さが露呈して失敗しましたが、基本SNSではいくらでも自分を騙れますから。
 
ただ、まぁ、気持ちはわからないでもないです。
九曜とてそんなたいそうな人間ではありませんから、自分を盛ってよく見せたい気持ちはあります。
 
でも、幸い九曜はラノベ作家です。
がんばれば称賛されて、承認欲求を満たせる立場にあります。
 
そういう拠りどころがないと、SNSでだけでも自分をよく見せようと思い、盛ってしまうのかもしれませんね。
九曜が今の九曜でなければ、案外反ワクとか陰謀論者になっていたんじゃないかなと思います。