幼いころから慣れ親しんだ朝食の風景が崩壊するほどちりめんじゃこが高い!
どうしてくれる!?
いったい何の影響だ!?
香川に住んでいたころ、魚屋が直接家までちりめんじゃこを売りにきていたんですよね。
浅くて広い発泡スチロールのケースで。
それがダイニングテーブルに置いてあると、九曜と兄が交互につまみ喰いをしにいくわけです。
よく母が、キッチンで仕事をしている背後で気配がすると思って振り返ってももう姿はなくて、ケースの角から少しずつちりめんじゃこが減っていったり、外にこぼれていたりしたと笑って話してくれました。
九曜はそんなころから好きだったんですよね。
最近の食品の値上げ、九曜がいちばん実感するのはここです。