大人になるしかなかった少年

ドラマ『未来へのテンカウント』の最終回を何度も見てしまいます。
 
特に西条桃介。
彼に目がいきますね。
 
自分の力ではどうすることもできない運命にボクシング生命を絶たれた後は、いいコーチ役(補佐)をやっていて、その姿にぐっときました。
 
最後の桐沢コーチとのミット打ちは、ほかの部員とはひと味違うキレを見せていたように思います。
コーチ役をやる傍ら、試合には出られなくともサンドバッグを叩くくらいはしていたのかな、なんて想像してしまいます。
 
あと、ちょっと色気がありますよね。
残酷な運命を受け入れるために否が応でも大人にならざるをえなかった少年、という感じでしょうか。