高齢者の学び直し

司書講習で一緒だったおじいさんとばったり会って、マクドでコーヒーを飲んできました。
 
そのおじいさんは、引退後図書館を活用したいからという理由で司書講習を受けていました。
もちろん、ちゃんと全講義落とすことなく資格を取得しています。
 
最近、高齢者の学び直しを国が支援するという話がありましたが、意外と世間では否定的なのでしょうか?
曰く「還元されるかどうかわからない老人に、なぜ投資する?」 曰く「本気で学びたかったら自分で金を出す」。
 
でも、それって同じことが若者にも言えない?
 
高等教育を無償化しても、就職するのが嫌だからと、「とりあえず」で大学に進んだ挙げ句、見事フリーターになる学生もいるでしょう。それこそ本気で大学で学びたかったら、お金をためてから大学に進めばいいのでは? 年齢制限はないんだし。
 
やる気がある人は、年齢に関係なく気持ちが若いです。
九曜が勤めている大学図書館には中年のおばさん学生がいるけど、二十歳前後の学生とLINEやっていますしね。……LINEやってないわたしよりスマホ使いこなしてるじゃん。
 
九曜が受けていた司書講習では、現役大学生から社会人、白髪のおじいさんまで、老若男女が入り混じっていましたが、みんな司書の資格を取るという目的で一致しているから、試験が近くなると額を突き合わせて勉強していました。
みんなで一緒に帰って、途中でアイスクリームを食べたこともあります。
 
高齢者の学び直し? 別にいいじゃん。そりゃあ、社会に還元する率は若者のほうが高いでしょうよ。でも、だからって彼らを「終わった人」扱いして国がお金をかけなくていい理由にはならないし、ましてや彼らのやる気を周りが否定していい道理はないはず。
 
カウンタのこっち側から学生を見ている九曜からすれば、明確な目的もなく大学に進んだ若者よりも、彼らのほうがよっぽどやる気に満ちているように見えますけどね。
 
現役学生の皆さん。もし周りに年配の学生がいたら、機会を見て交流をもってみてください。
きっと得るものがあるはずですよ。
 

本日のweb拍手レス〜♪(30日20時までの分)

−30日−
18時〜

店舗特典SSなんて紹介しないで下さいよ!全て手に入れたくなってしまうじゃないですか......

 それが目的でやってるに決まってんだろーが(笑 ぜひとも全部そろえてください。力作ですよ!