母のこと、自分のこと

小林麻央さんが亡くなられましたね。あまりに早い逝去に心が痛みます。
心からご冥福をお祈りしたいと思います。
 
さて、いい機会なので九曜の母のことを書いておこうと思います。
 
実は、母は四月の上旬、10万人にひとりという脳の病気を発症し、未だ入院中です。
 
一時は生きるか死ぬかという状況でしたが、今はそれも脱しました。
ただ、残念ながら意思の疎通ができない状態です。
 
発症当時はあまりにも進行が早く、昨日と今日で病状が大きく違っていて、慌てて手術で脳から生検をとりました。
そのときも全身麻酔だと目が覚めない可能性があるからと、局所麻酔で頭蓋骨に穴をあけたくらいです。
 
今は3回の抗がん剤治療を経て、放射線治療の最中です。
 
放射線科の先生が言うには、過去、最初はベッドごと治療を受けにきていた人が、5回、10回と回数を重ねるうちに、車椅子でくるようになり、ついには会話ができるところまで回復した人もいるそうです。
 
また、九曜の主治医は、意思の疎通ができないのは脳圧が高くなって起きていることなので、回復する可能性は十分にある、とのことです。
 
九曜も希望は捨てずに回復を待っています……と言いたいところですが、そこはやっぱり一進一退。
時には希望を持ち続けることに疲れることもあります。
 
こんな状態ですが、どうにか生きています。
母の様子がおかしくなったっときや、難しい病気だと告げられたときは、何が起きているのか頭がついていきませんでしたが、ようやく適応しはじめたところです。
 
そんなわけで、今はまだお仕事以外での執筆ができるほどの馬力がありません。
サイトの更新はもう少しお待ちいただければと思います。