読了

『バビロン −女−』『バビロンII −死−』(野崎まど)、読了。

バビロン 1 ―女― (講談社タイガ)
野崎 まど
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バビロン 2 ―死― (講談社タイガ)
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普通のミステリかと思ったら、人外に立ち向かう話だったー。
 
というのはさすがに言い過ぎかな。
でも、人間とは思えないような力をもった登場人物がいるのも確か。
 
主人公の名前は正崎善(せいざき・ぜん)。既婚者。
『正』と『善』の字の入った自分の名前に誇りをもち、正義を貫くため検事になったような人物ですが、その彼がひたすら巨悪に飲み込まれ、絶対悪に完敗するのがこの1、2巻の話です。
 
とにかく、野崎先生は読者を突き落とすタイミングが絶妙なんですよね。
登場人物に好感をもちはじめたころに見事な不意打ちで殺したり、「この苦境を乗り切り、必ず光明をつかんでみせる」「ここから一致団結して一発逆転だ」といったタイミングでさらなる絶望を突きつけたり。
油断しているとえらい目に遭います。
 
それでも正崎善はここから逆転できる、と九曜は信じています。
信じていますが、根崎先生だしなぁという思いも一方ではあったり。
 
面白いですけど、あんまり積極的にはお薦めしないかな?
 

本日のweb拍手レス〜♪(22日19時までの分)

−21日−
22時〜

更新待ってました!九曜さんのペースでいいので、更新を続けてくださると嬉しいです。楽しみにしてます。(初めてコメントしました)

 相変わらずの遅筆で、本当に申し訳ないです。自分でペースで、なんて言っていたらまったく書かなくなるのがオチなので、忙しくなる前にできるだけ更新しておきたいと思います。初めてのコメント、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
 
−22日−
12時〜

毎年台風来るのはわかってるんだから政府は台風休暇を認めるべきです。 早く出社しろとかホテルに泊まれとか言うのはおかしいです。

 残念ながら、日本はそういうのに馴染まないでしょうね。台風だろうが大雪だろうが、交通機関が止まったなら歩いてでも出勤することが求められる社会ですから。九曜も暴風警報が出たら、利用者を外に追い出して閉館することに疑問をもっています。ここ数年自然災害による甚大な被害が相次いでいるのだから、そろそろ災害対策省なり庁なりを設立すべきではないかと。