うーん……

戦闘妖精・雪風(改) (ハヤカワ文庫JA)
神林 長平
早川書房
売り上げランキング: 17,231
 
↑これですが、どうにも盛り上がらなくて、うーん……、と唸っています。
 
まず戦闘機による空中戦のシーンは、専門用語がバンバン出てきて、とても難しいです。
それ以外の日常、というか、ヒューマンドラマとしての部分は、アメリカンジョークを解するような、独特のセンスを要求される感じ。
 
中でも衝撃的だったのは、主人公の容姿にまったく触れられていないことですね。
同様にして、主人公にクーリィ婆さんと呼ばれている上官も、外見に関する説明がない上、軍人らしい口調なので、まったく婆さんに見えないという。
 
ラノベに染まりすぎたかな? と思ったりもするのですが、先日読んだ笠井先生の『オイディプス症候群』はちゃんと登場人物の外見描写がありました。
 
結局のところ、どこを重視するかの問題なのかもしれません。
さしずめ、この作品は主人公の葛藤とドッグファイトのシーンで、そこに人物の容姿はあまり関係ないのでしょうね。
 
もう少し読み進めてみて、やっぱり盛り上がらなかったら、九曜には合わなかったものとして諦めたいと思います。
 

本日のweb拍手レス〜♪(10日10時までの分)

−9日−
23時〜

手元のブックレットによると、TV版の曲は氏の劇団の既存曲の引用のようですね。氏がウテナのために作曲したのは、ミッシングリンクと劇場版の楽曲のようです。

 ていうことは、ウテナというモチーフがあってあれらの曲を書いたわけではないということ? すごいですね。どんなセンスをしていたら、あんな楽曲が生まれるのでしょうね。あと、劇場版なんてものがあったのね。知りませんでした。
 
−10日−
0時〜

J・A・シーザーウテナの為に書いた楽曲のみを集め、J・A・シーザーと天利英跡が編曲を担当した『私革命ファルサリア<<起源譜>>』」、「J・A・シーザーウテナの為に書いた楽曲のみを集め、光宗信吉が編曲を担当した『私革命ファルサリア<<変身譜>>』」って商品説明には…

 あぁ、本当だ。そんなことも書いてありますね。……ちょっと混乱してきたので、九曜も昔のCDを引っ張り出してきて、ブックレットを読んでみたいと思います。
8時〜

挿絵の無い小説読んでると、いつのまにか脳内ビジュアルが当初の描写からかけ離れてることがありません?なぜキリカとお妹様が眼鏡かけてるんだろう……。

 いや、ねーです。勝手なものを加えてくれるな(苦笑 九曜は、ある程度外見を説明してくれているのなら、それを指標にキャラを思い描くけど、その過程でよけいなものを付け加えることはないかな。因みに、九曜の作品において眼鏡は、基本男キャラのためのアイテムです(笑 お妹様は日本人形+セーラー服+ニーソですよー。