歌い手様ともの書き

去年の夏に人気歌い手であるれをる様のCDが出て、来月にはEVO+様もデビューされます。
さて、そこで歌い手とネットもの書きにどれだけ共通点があるか、少しばかり考えてみました。
 
ざくっと共通点
・ネット上で無料で作品を公開している
・実力を見出されて商業デビューする
・デビュー後も作品をアップし続ける
 
こんなところでしょうか?
ひとつめ、ふたつめに関しては特に何も言うことはないでしょう。
 
みっつめに関してはその人のスタイルに寄りそうです。ネット上での活動を切って、プロとして専念する人もいるようですし。
ただ、それをしやすいのは歌い手様のほうかなと思いますね。
 
もの書きの場合、商業的価値を見出されたのはあくまでも作品であって作者ではないので、引き続きネットで結果を出し続けなければなりません。
一作目、或いは、二作目までは出版にこぎつけたけど、次が出せず、新しいものを書いては人気が出ず打ち切りを繰り返している人もいます。
 
あと、感想がないとモチベーションが保てない、というネット出身者ならではの理由もありそうですね。
誰にも見せないまま一冊分の作品を書くなんて、プロの作家じゃないとできないと思います。
 
では、逆に歌い手様ともの書きの違いがどこにあるか?
たぶんそれは、代替がきくかどうか、だと思います。
 
もちろん、代替がきくのがもの書き、きかないのが歌い手様です。
 
声や歌い方はその人の唯一無二のもので、同じ曲でも歌う人間が変わればまったく別の作品になります。
声に魅了されて一度ついたファンが離れることは少なそうですし、きっとれをる様もEVO+様もそのファンに支持され、2枚目、3枚目のアルバムを出すことでしょう。
 
でも、小説はどうでしょう。
素人に毛が生えた程度の文章力で似たり寄ったりのストーリィの作品が毎月ネットから飛び出しているのです。その中でひとつくらい消えても、別の作品を読めばいいだけの話でしょう。
もちろん、その作品のファンの喪失感といったものを否定するつもりはありませんけどね。でも、そこに空いた心の穴は埋めやすいのではないかと思います。
 
と、ここまで書いておいて、この個人的な考察に結論がないことに気がつきました(何
まぁ、歌い手様に比べればもの書きなんて使い捨て、書き手も出版社も利益が出てwin-winの関係になれば儲けものくらいの感じなんじゃないかと思います。
 

本日のweb拍手レス〜♪(28日21:30までの分)

−27日−
12時〜

質問ですが、このサイトの運営費は月どれくらいかかっているのですか?また小説家になろうの方は無料ですか?

 このサイトは有料のレンタルスペースを利用しているので、月500円ですね。『小説家になろう』様は無料です。書くのにも読むのにも便利なので利用してみてはどうでしょう。
21時〜

そういやツンデレが居ないなぁと思ったら藤間がツンデレだった。

 ええ、基本的に九曜が書く主人公はツンデレが多いです(笑
 
−28日−
8時〜

執筆がうまくいってない時にアレなんですが今年に入ってから毎日そわそわしながらくよーさんの日記読んでます。ラスト楽しみにしていますね。

 ありがとうございます。ええ、順調に難航しております(何 今月中のアップはちょっと怪しくなってきましたね。でも、妥協せずいいものにしたいと思っていますので、遅れてもどうかご容赦を。
18時〜

あひるの空』愛読者です。設定似ているというコメントを見て、あぁ確かに似ていると思いました(笑) しかし私は知っている…、シンプルライフあひるの空より数年前から連載されていることを…。なんせ私は中学生の時からこのサイトに通い詰めているのだからヽ(^0^)ノ どちらも大好きな作品です☆(ちなみに、あひるの空は私が高1のときから連載開始)

 あ、そうなんですね。けっこう長く続いてそうな作品ですが……ただ単に九曜がもっと古かっただけか(笑 長くおつき合い下さっているようで、ありがとうございます。このサイトも今年で18年目ですよ。まー、どうしましょう(笑 にしても『あひるの空』、そんなに似てるのかしらん? ちょっと気になりますね。