読了

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士1』(春日みかげ)、読了。

 
先月読んだ作品のひとつ。
歴史ものであり、戦記ものであり、伝奇もの。
 
ジャンヌ・ダルクの時代のフランスやイングランドが舞台です。
錬金術師モンモランシがドンレミ村で羊飼いの少女・ジャンヌと出会い、彼女とともに永きにわたる仏英戦争を終わらせようと旅をする、というのがストーリィ。
 
九曜、世界史には詳しくないので、というか日本史にも詳しくないのですが、おそらく登場する人物や人間関係、起きる出来事は史実通りなのではないかと思います。
 
おかげで仏英戦争がどうの王位継承がこうの、と複雑極まりないです。
しかも、同じ名前が大量に出てきます。ルイ、シャルル、ヘンリー、ジャンヌあたりは複数いて、ブルゴーニュブルターニュが似たような音でどっちがどっちだったか迷います。
けっこう読み手泣かせ。歴史が不得手なら特に。
 
で、この1巻は400ページを超えながらも、実はまだ導入部という。
冒頭に幼少期の学園編があり、そこから7年ほど飛んで本編に入るわけですが、その本編の合間合間に各登場人物がどういう7年を過ごしてきたか語られる、という構造になっています。
とは言え、どれもこれも今後の展開に必要なものなのでしょう。
 
そして、この巻の最後、モンモランシと妖精アスタロトの会話にはっとさせられます。
なるほど。それはそうだ、と。
 
1巻、2巻が同時発売で、九曜の手元にも2巻があるのですが、ちょっとひと休み。
先にアスタリスクを読んでからこっちに戻ろうと思っています。
 

本日のweb拍手レス〜♪(6日10時までの分)

−5日−
11時〜

しゃーべっとの更新フラグ・・・?

 ないです。もうすべて出し切って、書き切りました。……ああ、なんか黒いアリスことゆーみについて何も触れてない気もしますが、まぁいいか(何
14時〜

…おもしろいですね! 久しぶりだからなおさら、気づかされた感がはんぱないです(≧∇≦)

 ありがとうございます。この作品はほかのラブコメもの以上に趣味で書いた割合が大きいので、そう言ってもらえるととても嬉しいですね。
20時〜

にゃあ。

 にょー。