読了

Fate/Apocrypha Vol.5 -邪竜と聖女-』(東出祐一郎)、読了。
 
長い戦いが終わりました。
この場合、長い戦いとは九曜の読書のことを指すのですけどね。
 
発売直後、去年の暮れに届いてすぐに読みはじめたのですが、間の別の本をはさんだりして、ようやく昨日読み終わった次第です。
 
とてもよい作品でした。
あけてみれば結局、これはジークとジャンヌの恋の物語だったのだろうなと思います。
冷静に考えれば過酷な状況に置かれているような気もしますが、どこか呑気なことでは共通しているふたりなので、一緒ならどうとでもするのでしょうね。
 
生き残った人間、サーヴァント、ホムンクルスは皆、一定以上の幸せを掴んだようで、よい結末だったと思います。
きっとトゥールはゴルド叔父のところに転がり込むに違いありません(笑 ……この人もいいキャラだったなぁ。魔術師としては傲慢なくせに、人間としてはかなり人間臭い人だったような気がします。
 
話の展開として感動したのは、フランケンシュタインでしょうか。
あっさり退場したと思ったら、最後の最後であんなかたちで出てくるとは思いませんでした。しかも、よくよく読み返してみればその設定は明記されているし、あからさまなかたちで伏線は張られていたわけですから、東出先生の力量は素晴らしいと思います。
 
よい作品に出会えました。
この出会いと作品を大事にしたいです。
Fate/Zero』のように星海社文庫で出たら、間違いなくまた買うと思いますね。
 

本日のweb拍手レス〜♪(12日20:30までの分)

−12日−
15時〜
>>柊さん
 図書館学では、実は電子書籍に関しては懐疑的だったりします。図書館の資源としてはとても優秀です。場所は取らないし、貸出返却に図書館まで足を運ぶ必要はないし。でも、永遠に保存できるかと言うと、クエスチョンマークがつきます。業者のサービスが停止したら読めなくなるタイプの電子書籍は当然論外で、自分の端末の中に保存するタイプのものでも怪しいものです。なぜなら――果たして、そのフォーマットはいつまで使えるのでしょう? Windows95で動いていたけど、最新のOSでは動かないソフトなんていくらでもありますよね? この間、20年です。いつかそのフォーマットが廃れて、今使っている端末が壊れたら持っている電子書籍が読めなくなる、なんて緊張感あふれる状況にならないとも限らないわけです。それを考えたら、紙媒体の本を大事に扱うほうが長持ちするのかもしれません。火、水、虫、天敵は多いですけどね。
18時〜

はこマリ来るのか!? というところにまずびっくりしました(笑 今日は図書館に行ってきたんですが、やっぱり飲食物持ち込みオーケーのほうが助かりますね。勉強が捗ります

 出るらしいです。九曜も驚きました。最近、そういう図書館が増えているのかな? うちも飲みものの持ち込みは、ふたが閉まる容器のものという条件はつきますが、オッケーです。夏も冬も水分は大事ですから。でも、食べものは厳禁です。九曜もそのほうがいいと思います。食べこぼしに本の天敵、虫が集まりますからね。昔、隅のキャレルデスクに蟻が集まっていて難儀しました。