読破

さよならピアノソナタ encore pieces』(杉井光)、読了。
 

 
この作品のいいところはキャラクタが素晴らしいことでしょう。
そうでありながら「今度はこのキャラにこんなことをさせてみました〜」的なキャラクタ小説ではなく、あくまでもきちんとしたストーリィ小説なんですよね。
最終巻発行の1年後にこの『encore pieces』が出たのもうなずける気がします。
 
人物のよさはメインキャラだけにとどまらず、脇役もよく書けていたと思います。
個人的に好きなのは、古河さんとエビチリ。
世界のエビチリも日本に帰ってきたら哲朗くらいしか友達がいなかったんだろうなと思うと、最後のほうは登場するだけでニヤけてきます。
あと、ユーリ……は、もうメインキャラでしょうね。
 
逆に最後まで違和感が拭いきれなかったのが、神楽坂響子。
周りと比べてひとりだけ格好がつきすぎていたんですよね。台詞も飛びぬけて大袈裟だったし、『encore pieces』ではそれに相応しい過去話が当てられていたし。非常に作りものっぽいキャラでした。
 
まぁ、これにしたって多少浮いている感じがするだけで、違和感の塊ってほどでもないので、やっぱり物語に欠かせない人物だったかと。
 
兎にも角にもシリーズ読破。
青春系のラノベが好きな方にはオススメです。
 

本日のweb拍手レス〜♪(13日12時までの分)

−12日−
14時〜

あまりに普通すぎて読み流してて、言われて初めて気づきました>失言

 ああ、やっぱり……。ゆーみ、恐るべし(笑 きっと弓月くんは一生気がつかないんだろうな。
15時〜

すばらしいです。

 ありがとうございます。
16時〜

むふふ・・・ すいません。調子乗りました!

 ぬ? 調子に乗られた記憶がないのですがー?
17時〜

佐伯さんにタックルされたいのです。どうすればいいでしょうか?

 佐伯さんが持っているバッグでもひったくって逃げてみたらでしょうか。上手くいけばタックルしてもらえるかもしれません。反対に下手をしたら、弓月くんに追いかけられた挙句、警察に突き出されるかもしれませんが。
17時〜
>>熊(kazu)猫さん
 確かにサイズが合わないと台無しですからね。「指輪プレゼントで彼女びっくり」計画も案外難しそうです。月子さんの指のサイズ? 周殴打用のメリケンサックでも作ってくれるんですか?(ぉ
18時〜

encore piecesはまふまふが好きなので、最後までとっておきましたw

 九曜もそうすればよかったかな? 最後が神楽坂響子の話でちょっと……(汗 まぁ、最後の最後で哲朗とエビチリが締めてくれましたが。それに、やっぱりあの順番で読むのがいちばんいいのかなと思ったりもします。

手を噛むゆーみに萌えました! シャーベットってこれの事だったんですね、英語?だったので違うものだと思ってました(汗)

 ふてぶてしい感じのゆーみですが、意外と小動物系ですね(笑 日記やなんかで毎回毎回『I'll have Sherbet!』と書くのが面倒なので、通称シャーベット!としているのですよー。
20時〜

問題は一人称小説の主人公(もしくはヒロイン)を一方的に敵視してるキャラは、よほど激しいアプローチでもしな限り作中に出て来れないんですよね。濃いキャラだったら外伝主人公にでもなれるかもしれないけど、並み居る他脇役を退けられるのかというと微妙な所。あときっと音子さんとかぶr(略)

 結局、佐伯さん側の話は、何をやるにしてもそれが壁になって難易度が高いんですよね。佐伯さんのライバル、且つ、弓月くんが好きで、弓月くんが現れると猫をかぶる、というキャラを考えてはみたけど、やっぱり弓月くん視点じゃ無理。うん、ねこちゃんはいいキャラだった。あんなマルチロールなキャラ、そうそういないですね(笑

あーなるほど、0が2個ほど多いやつを将来貰おうと(笑) 歯、お大事にー。

 そして、どうやってダンナ様になる約束をさせようか、今から画策中でもあります(何 歯は、次は昨日よりもっと激しいことをする予定。麻酔するらしいです。ご心配ありがとうございます。
21時〜

かわいいです。二人とも。あ、ゆーみもいれたら3人。

 ありがとうございます。……って、3人!? 弓月くんもっ!?

あれですね。美ゆき嬢はスコープの倍率をあげて弓月くんの後頭部をそっと覗き見る。そして音も無く引き金を……「水鉄砲なんて構えて何してるんですか、宝龍さん」「I’ll be back.」……弓月くんは水も滴るいい男になりましたという話。

 見つかっても、ぴっと水を引っ掛けていく宝龍さん。やけにお茶目ですね(笑 ていうか、それだと弓月くん、瞬間移動してません?
23時〜
>>奈緒子さん
 だからお疲れなのに、日付が変わろうかという時間にわざわざこんでも……(汗 ま、このサイトも作品も逃げませんので、また落ち着いてから読みにくればよろしいかと。がんばってくだい。
 
−13日−
5時〜

九曜さん、本が溜まりすぎてどうしようもないんです、何かアドバイスありませんか(切実。 本棚は当然埋まり、その上に平積み天井接地、家の敷地に倉庫(100人乗ってもの奴)も買ったのですがもう一杯です。売るしかないのでしょうか…

 そこまで本をためたことがないから、たいしたアドバイスはできそうにないです(汗 九曜の場合、基本的に「後でまた読むかも……」はほぼ可能性ゼロだと思って、潔く処分することにしています。業者だとある程度(時期、量)を過ぎると、買い取り価格がつかなくなりますから。そういう意味でもさっさと売ってしまいます。だから、その倉庫にある大量の本も、古い分は売りにいっても値段がつかないかもです。お友達や知り合いにほしい本があるかどうか訊いて、格安で譲っていってはどうでしょう。
6時〜

やー、あの二人の場合は待ち合わせ云々に拘るどころか気を回す余裕も無かったんじゃないかと《笑 わざわざそのためだけに企画するのが良いのです微笑ましいと言うかバカップルぽいと言うかそんな感じ《何 全く油断の隙もありません貴理華を放置して妹に走るなど後少しで不思議時空に持って行かれる所でしたやはり恐ろしい男だ《ぇ ―後略―

 確かにあのふたりは、なんかいっぱいいっぱいでしたからね。月子さん、傘忘れてるし(笑 まー、最近、弓月くん佐伯さんもバカップルになりつつあります。いつかはそういう機会もあるかも。ゆーみの件は、弓月くんが妹をかまいたいというよりは、ゆーみがかまってほしかったっぽいような? 意外とお兄ちゃんっ子なゆーみなのです。