『奇術師』（クリストファー・プリースト）、読了。
一流のSFミステリ
ふたりの天才奇術師の確執と悲劇のドラマ ミステリー、ＳＦ、ホラー。三位一体小説の不思議の手わざ 二人の奇術師の名声をかけた確執 チャイニーズ・リンキング・リングのようにアンドルー・ウェイストリーは常々自分には双子の兄弟がいると確信していた。実際の人生の中で兄弟がいたことはなく、出生の記録を見てもその証拠はない。だが、双生児特有の共感やテレパシィのような感覚を幾度となく感じているのだ。
ある日、彼を呼び出したケイト・エンジャなる女性は、なんとアンドルーが一度も他人に話したことのない双子の存在に触れ、その謎を解く鍵は100年以上も前に遡り、それぞれの曽祖父、瞬間移動を得意演目としたふたりの奇術師の確執にあると言う……。
この作品をジャンル分けしたら、どこに分類されるのだろう？ ミステリのようなはじまりのわりには、最終的に幻想小説にとして帰結した感じですね。
作品は、100年以上も遡ったふたりの奇術師の手記と日記が大半を占めています。そこには謎が散りばめられ、語られる内容の食い違いなどの不思議があるけども、最後には投げっぱなし。よく言えば、読者に考えさせ、想像の余地を与える結末になっています。
途中の語り口でぐいぐい引き込まれるけど、ただ漫然と読んでいるだけでは最後に唖然とさせられる、本気で考えながら読まないとわからない作品ですね。
因みに、上の方で表示している本の表紙は非常に格好いいのですが、去年から映画版（邦題「プレステージ」）の販促用のものに変わっています。残念。本屋で昔のものが手に入らないか聞いてみようと思っています。
本日のweb拍手レス〜♪（１３日１３時までの分）
−１２日−
１４時〜
月子さんと俺の絡みが少ない。書いてください＞＜
絶っっ対に絡むことはないので、諦めて絶望してください。
１７時〜
九曜さんを速く言うと「くよさん」、更に速くすると、「キョン」になります。そう、涼宮ハルヒの憂鬱に登場する人物、草壁茂吉のあだ名です。九曜さんは実はキョンだったのです。それでは今日の授業を終わります。
ナ、ナンダッテー（棒 うん、その説には過程にも結論にも無理があるね。ていうか、草壁茂吉って誰よ？ そんなの出てきましたっけ？
１９時〜
刃喰いのウォーハンマー……かっけぇ！
ありがとうございます！ アクションシーンの描写に自信がないもので、そう言ってもらえると嬉しいです。
２０時〜
今、テスト週間中なのですが…パソコンに触れる機会があまりなく、こことも疎遠になってます…あぁ!!!中毒症状が…
気持ちはわからなくもないですが、テスト期間中くらい我慢しましょうよ。終わった後の楽しみを原動力に頑張るのですよー。
とっぷぺーじの言葉の小室哲哉って捕まりましたよね（爆
ですねぇ。でも、だからと言ってつくられた楽曲の素晴らしさが変わるわけではないと思っています。
２２時〜
兄姉の話ではないですが。僕、昔は近所の公園でみんなのお兄さんだったんですよ。でも、この時代、僕みたいな存在は犯罪者として見られるんですよね。悲しい時代だ。ということでフレッシュなオレンジジュースでもどうぞ。少年時代の思い出はきっとこんな味。
いいですね、近所のお兄さん。九曜が小さいときにも、住んでいる団地にいましたよ。よくみんなで遊びました。
なんていうか、今の時代、他人との距離の取り方がおかしくなっているんだと思います。必要以上に警戒したり、そのくせ肝心なところで無防備だったり。今はこの辺りの距離感を模索している最中で、いずれは適切なものになる――そう思いたいです。……あ、オレンジジュースいただきます。
−１３日−
０時〜
てしてし眼鏡っ猫ダミアン支援てしてしｗｗｗ
ダミアンは眼鏡かけてねーっ。ちうか、眼鏡かけてる猫なんて作中にはいねーのです。
１時〜
見ていてとても楽しいです 続きはss02なのかな？ 続編楽しみにしています
ありがとうございます。そうですね、時間的にはss02につながりますね。でも、キリカの一人称なのでサイドストーリィ扱いですが。本編としては、今まで通り弓月くんの語るストーリィに戻ります。
７時〜
てしで〆…三々てしてし拍子とか?
てしてしてし てしてしてし てしてしてしてしてしてしてし ……口で言うとけっこう難しいね、これ（笑 ついでにゲシュタルト崩壊起こしたわ。
１０時〜
兄なのにシスコンってことは九曜さんはおなのこ？
シスコンの「シス」は、対象との続柄を示すものであって、九曜自身の性別を判断する要素はないと思うのですにょろ。
１２時〜
にゃーてし、にゃーてし。てしにゃー。
日本語で話せないなら帰れっ（笑
